総括するということ(2023-06-30)

今月、各職場に大会議案書を配布し、議案説明と意見集約を行なった。職場ミーティングでの熱心な傾聴に感謝したい。

意見集約に基づき、各級委員会で「態度」を決定、7月以降は大会シーズンに入る。

大会は、年1回開催し、活動方針や予算の決定、役員の選出等を行なう。これらは労働組合法第5条に基づき開催しなければならないが、法律の定めによる単なる儀式ではない。

1年間の成果や取り組みに対する「経過承認」と、四囲の情勢の共有と次なる「方針を決定」することが任務であり、組合員の仕事と生活に関わる方向付けを行なうため、なかなかの真剣勝負となる。

とりわけ、今大会の「経過承認」に関わる「2023春闘」は、原要求と妥結結果の乖離のみならず、闘争戦術や交渉過程と組織的判断に至る共有のあり方が問われたことからしても、今次春闘の総括が「次につながる」ものでなければならない。

信任を頂いた代議員として、心して大会に臨みたい。

NTT労働組合東海総支部

副執行委員長 岩坂 健裕