委員長の部屋

労働組合と政治活動

衆議院選挙の投開票が昨日行なわれました。

各推薦候補者の結果は、愛知選挙区4名、静岡選挙区2名、三重選挙区1名、が当選を果たしました。また、比例東海ブロックでは6名の方が当選を果たしたところです。推薦候補者の周知徹底をしていただきました分会役員・職場委員の皆さんに感謝申し上げます。

それぞれの結果については、各地方連合においても総括されると認識しますが、東海ブロックとしては重点候補である愛知3区近藤昭一さんが選挙区で当選されたことを喜び合いたいと思います。

今回の選挙戦はコロナ禍であり、候補者はもとより私たち支援組織も従来からの取り組みでは十分な結果につながらないのではないかと心配をしていました。と言っても私たちに出来ることは、組合員・家族への周知徹底であり、投票率をあげるための声掛け運動です。組織点検もそれぞれ分会を中心に実施していただきましたが、職場組合員さんのリモート出勤などで苦労をされたところも多かったと思います。

労働組合が政治にどのように関わっているのか、関わっていくのかについては、日頃から啓発活動を行なっていますが、私たちNTTの事業運営は法律にしばられている部分もあり、国会対策などをはじめとした対応が必要となることや、社会保障・税の仕組みなど、生活者としての切り口からも、働く者の目線で政策を検討して欲しいからです。また、小選挙区での選出議員は地域に根ざした議員活動を普段からされており、地域行政・地域社会と国政の窓口・パイプ役で、地元の声をしっかりと国会の中で反映させていく役目も担っていると思います。

少し古い話になりますが、1985年のNTT民営化の際、私は青年活動をやっており、NTT労組の前身である全電通が旗を振っていた「民営化反対運動」にもさまざまな活動(看板作成・職場集会)で参加をしていました。一つの目的にみんなが参加することにより、活動が活性化しますが、その目的に自分たちの利害がいかに結びつくのかがポイントとなります。民営化論議の際は、事業動向や職場確保、通信の公共性についてみんなが自分事としていたから、より一体感の醸成にもつながっていたのではないかと思います。

本当の幸せは自分だけにあるのではなく、社会全体にあってこそ、豊かな人生が送れるのではないでしょうか。子どもの貧困率の問題や、可処分所得の低下、労働力人口の減少を将来どのように補うのか、経済成長は、年金受給・社会保障は――等々、私たちの周りには多くの課題がありますが、なんとなく目を背けていないでしょうか。社会問題に向き合い、政治参画していくことを大人がキチンと示していかなくてはいけません、子どもたちの将来のためにも。

最後に、伊勢市議会議員選挙においては西山則夫さんが無事当選されました。三重分会北村分会長をはじめ役員・組合員の皆さんに感謝申し上げます。

 

NTT労働組合東海総支部
執行委員長 安藤 伸一