公正な報道を望む(2月22日)

連日、メディアで大きく報道されているアルバイトの「不適切動画」炎上問題。外食チェーンやコンビニ等、次から次にとアルバイトによる”愚行”の動画がネット上で拡散され炎上を繰り返している。
いずれも、消費者・生活者である私たちが利用している身近なお店で、衛生上の問題も多く、「悪ふざけ」という表現では片付けられない悪質な行動であり、不適切な行為を行なったアルバイト店員に対する批判は当然だ。
問題が発覚した企業の一部で、不適切な行為をしたアルバイト店員に対し法的措置や損害賠償を行なうと公言しており、メディアによっては称賛する報道が多いように感じるが、果たしてアルバイト店員だけに責任があるのだろうか。流出した動画を見て思ったのだが、どの店舗も問題発生時はアルバイト店員のみで営業しており、店長や正社員など責任者が不在であることから、アルバイト店員に対する教育や指導、管理・監督を怠っている企業・経営者にも重大な責任があるはずだ。
メディアもスポンサー企業の顔色をうかがった報道に偏らず、さまざまな観点から分析した公正な報道を期待する。

NTT労働組合東海総支部
副執行委員長 細江 康文